家の屋根の上や空いている土地を有効利用する物に太陽光発電があります。
太陽光発電とは屋根や土地にソーラーパネルを設置する為の架台を組み、その架台にパネルを確実に取り付ける事で発電し、その発電した電力を自宅で使用したり売電できる物で近年では山の斜面や大きな土地に沢山のソーラーパネルを設置して発電するメガソーラーもよく見かけるようになりました。パネルを住宅の屋根に施工する場合、南に向いている屋根面に取り付けるパネルのレイアウトを出します。
レイアウトが出来たら金具の位置をきっちりと出し、その部分に付ける金具や屋根材に合った工法で施工します。施工する屋根が瓦屋根の場合には金具を付ける場合と支持瓦を取り付ける場合があるので注意が必要です。金具の取り付けが終わったらレールを組み、系統の始まりと終わりにケーブルをあらかじめ引っ張っておきます。このケーブルには長さがあり、沢山のパネルを取り付ける場合でパワコンまでの距離が遠い際には延長ケーブルもあります。
系統ごとのケーブルには間違えないように番号を書いておくことで間違いが少なくなります。セットしたら一系統のプラスをパネルのマイナスと繋いでスタートし、予定の系統枚数に達した所にあらかじめ用意しておいたマイナスにパネルのプラスを繋いで一系統終了し、次の系統と繰り返しながら予定枚数を取り付けます。これらのケーブルは屋根地に設置しないように結束バンドなどでしっかり引っ張っておくことで雨などで漏電する事もなくなります。