耐候性の強い結束バンド

今は耐熱性や耐久性の他に、耐候性の結束バンドというものがあります。

熱に強かったり耐久性に優れていたりというのは聞きなれていますが、耐候性という言葉はあまり日常で聞くことのない言葉です。これは、屋外で使っていても変色や劣化が起きにくいもののことです。耐熱性と耐候性が一緒になった結束バンドなど、複数の機能が一緒になったものも売っています。ナイロンでできているものがほとんどですが、少し高価なものだとステンレス製などがあり、低価格だとプラスチック製の製品も買うことができます。

多くの結束バンドにナイロンが使われているのは、ナイロンの素材そのものが耐候性の特徴を持っているからです。色々な種類のナイロンがありますが、66ナイロンという素材は耐熱性や難燃性の特徴も重ねて持っているので、結束バンドには非常に向いている素材ということになります。12ナイロンという素材もあり、塩化カルシウムなどにも耐性があるので雪が降る地方で融雪剤が触れる場所でも使用することができます。

一部の企業での屋外試験では33年の耐用も実証されており、極めて丈夫なものだと証明されています。温度や湿度などの過酷な環境にも対応することや、破断落下なども防ぐようになっていることなどが魅力として挙げられます。家庭での使用から工事現場での使用まで、幅広く活躍しているものです。空港や鉄道の設備に使用されている製品でもあるので、心配なく使用することができます。

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